第51回日比谷彩友会展のお知らせ

 第51回日比谷彩友会展が10月11日~16まで、東京京橋のギャラリーくぼたで開催されます。小生は10月15日14時30分~18時と16日11時~15時に当番で会場におります。

 コロナ禍の中ですが感染予防対策には十分配慮しておりますので、多くの方々に見て頂ければ幸いです。

小生は次のパステル画2展を出展しています。

①「モレ・シュル・ロワン」 パステル画 F10

 モレ・シュル・ロワンはフォンテンブローの森の端、ロワン川とセーヌ河の合流点にある美しい中世の町です。画家のシスレーがこよなく愛し、晩年を過ごした街です。

 フォンテンブロー宮殿に行くのに通りがかったおり、美しい光景に感動して描きました。ロワン川に架かる橋と町の入り口・ブルゴーニュ門、ノートルダム寺院、中州にある水車などが水面に映る姿をうまく表現できればと務めました。

「ブラントーム」 パステル画 F10

 ブラントームはボルドーの北西に位置する中世の美しい町です。町の中心部である旧市街はドロンヌ川とその支流に囲まれた小さな町ですが「ペリゴールのヴェネツィア」の愛称で呼ばれています。

 8世紀にカール大帝によって設立されたベネディクト会修道院がドロンヌ川の崖下にあり、現在も11世紀の教会、2つの市立博物館と市庁舎のある18世紀の修道院の建物が残っています。

 絵の橋は町を通らずに直接修道院に行ける専用の橋で、右手に修道院の建物、左手に修道院の一部だったと思われるホテルがあります。ドロンヌ川の水流を調節するための堰が設けられています。水面の変化が面白いのでうまく表現したいと思いました。