第28回神奈川淡彩画会展のご案内

 コロナ禍で2020年から開催出来ずにいた神奈川淡彩画会展が4年ぶりに開催されます。会員の高齢化などに伴い神奈川淡彩画会は今回の展覧会をもって残念ながら解散されることになりこれが最後の展覧会です。コロナ対策にも十分配慮して実施しますので、お近くにおいでのせつはぜひご覧いただきたくご案内申し上げます。

 小生は4月21日(金)10時30分~14時と25日(火)14時から17時会場におります。

 小生は2額4点を出展します。

①花の寺、鎌倉(本覚寺浄智寺

本覚寺」 F4 水彩

 本堂脇の枝垂れ桜を描きました。左手が本堂、右手奥が日蓮上人分骨堂です。JR鎌倉駅から徒歩3分にある本覚寺は1436年創建の日蓮宗の寺で、身延山から日蓮の骨を分けたので「東身延」とも呼ばれています。

浄智寺」 F4 水彩

 鐘楼門とその脇のしだれ桜を描きました。鐘撞堂を兼ねた山門は鎌倉では珍しい唐様で、2007年に再建されました。浄智寺鎌倉幕府第五代執権北条時頼の三男北条宗政の菩提を弔うため1251年頃創建された禅寺で鎌倉五山第四位の名刹です。JR北鎌倉駅から20分くらいです。

②花の寺、横浜(西方寺/龍華寺)

「西方寺」 F4 水彩

 参道の桜並木を描きました。正面に茅葺の山門と本堂の屋根が見えます。西方寺は1190年頃鎌倉の笹目に創建され、その後極楽寺に移され、さらに1492年頃現在の新羽後に移転されたものです。横浜市営地下鉄新羽駅から徒歩10分ほどです。

「龍華寺」 F4 水彩

 不動堂脇の桜と鎌倉時代後期の梵鐘のある鐘楼を書きました。鐘楼の左奥にあるのが「ボケ封じの観音立像」です。龍華寺は花の寺として有名で牡丹祭りが行われます。本堂脇には京都のお室から移植したお室桜があります。京急金沢八景駅から徒歩15分くらいです。